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2013年6月の読果 [日々是読書]

今月は、分厚いのが有ったので、冊数は抑え気味?

「シンセミア」&「ピストルズ」

シンセミア(上) (講談社文庫)




ピストルズ 上 (講談社文庫)




神町トリロジーの2作
分量があって、泥臭いのに不思議と一気読み。




「at home」

at Home (角川文庫)




色んな家族、色んな形。
幸せの形も、十家族十色。
あこがれちゃいます。



今月のお気に入りは、
「この国。」石持浅海

この国。 (光文社文庫)










どこか日本とそっくりな一党独裁政府の
エリート治安警察官の頭脳戦です。
柳広司の結城中佐シリーズを連想すると早いかも。
但し、味付けはもっとマイルドで、大分異なります。

裏のかきっぷりが鮮やかで、
「あ、そうきたか!」って見事にやられるのが心地よいです。

あわせて、国のあり方と国民の意識、ってのも考ることができる
お得なお話です。
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