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2012年5月の読果 [日々是読書]

社会人って、仕事の忙しさで、時間の早さが変わるもの。
・・・早かった。

通勤時間=読書時間なので、大型連休で読書時間減ったかな~と
思いつつ、そうでもない自分にびっくり。

http://booklog.jp/users/masahi-6


今月も豊作で
お仕事シリーズとして
「トッカン」

トッカン―特別国税徴収官― (ハヤカワ文庫JA)






透明なのに濁ってどろりとした感触が独特な中村文則の
「土の中の子供」

土の中の子供 (新潮文庫)





でも、やっぱりこれでしょ。

「天地明察」沖方丁

天地明察(上) (角川文庫)









何コレ。
時代物で、数学と天文学を修めて、暦を作った人物の一代記。
オッサン好みちゃうん?
SFで馳せた沖方丁が、なんでこんなん?

・・・面白い、燃えた!!
まさに、金環日食の時に読んでいて、ど真ん中とはいえ、面白い。
なんで、星観て、計算して、暦作るって、地味目な話のはずなのに、熱い。
そして「マルドゥック」シリーズを思い出すくらいの、厚さと硬さ。
柔そうだけど、「男」の話だ。


上下巻足しても600ページ弱。
一気読み必須です。


こうまで面白いと、岡田准一といえども、映画の出来が怖くなっちゃいます。

タグ:天地明察
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