10月の読果

なぜだか、和風ホラー強化月間になってしまいました。
何かに呼ばれた？

「金春屋ゴメス」西條 奈加
☆☆☆☆☆



現代なのに江戸ってシチュエーションより、
キャラが面白くて一気読み。





「生き屏風」田辺 青蛙
☆☆☆☆



ほんのり妖奇譚
妖怪なのに生活感がありすぎて
それがまた馴染み易い。




「渾沌王」化野 燐
☆☆☆☆



がっつり怪奇。
連作形式（これが3作目）で面白い。
イマドキな設定です。




「陰陽師　瀧夜叉姫 上下」夢枕 獏
☆☆☆☆


定番、夢枕陰陽師。
2巻セットでも苦にならない長さ。






「飛狐外伝　愛憎の父娘　２」　金 庸
☆☆☆



お約束、武侠小説。
主人公のでたらめな強さは、確かにドラゴンボール的。
主役キャラのアクが薄いのが難点。




「飛狐外伝　風に散る花　３」金 庸
☆☆☆



金庸作品、結構出揃ってきたので、
打ち止めかな？





「鳥辺野にて」加門 七海
☆☆☆



しっとり和風怪談。
夏の夜、涼しくなれる系。





「灰色のピーターパン」石田 衣良
☆☆☆☆☆



相変わらず、時代・地元密着型。
”灰色”あってます。
マコトさん、何歳なんでしょ？




「竜岩石とただならぬ娘」勝山海百合
☆☆☆



中華テイスト入り怪しいお話。
中華風なのに読みやすいのは、ありがたいです。





「妖怪アパートの幽雅な日常 1」香月 日輪
☆☆☆☆



今風、巻き込まれ徒然日記。
ジャケ買いでした。