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2019年4月の読果 [日々是読書]

https://booklog.jp/users/masahi-6

まぁまぁ読んでるけど、
まだ足りない。

とはいえ、未読の本が溜まってきているけど
Kindleだと、つい溜めてしまいがち。
場所取らないから、焦りも少ないからかな。


「熱帯」
熱帯 (文春e-book)




謎の本を巡る探索と冒険と妄想のグルグル。
脳髄をふやかして、浸りながら読むべき。



「偽善のトリセツ 反倫理学講座」
偽善のトリセツ 反倫理学講座 (河出文庫)




『やらない善より、やる偽善』という医者の名言もありますが、
”偽善”という謎の言葉から、いろんな考察を分かりやすくしてくれてる。



「味見したい本」
味見したい本 (ちくま文庫)




食べ物に関する本を紹介するエッセイ。
読みたくなる+食べたくなる、
という二つの欲を起こさせる悪魔の本。



んで、今月の一冊。
『女子的生活』坂木司

女子的生活(新潮文庫)









好きな作家なのに、なぜか手を出していなかった。
NHKでドラマ化された時もスルーしてた、何故でしょ?


”可愛いものが好き”なイケメンの女子的生活。
好きなので、当然、自身も可愛くなります。
そんな彼(彼女?)のもとに、高校の同級生(男)が転がり込んできて、
そこから始まるドタバタ劇。


誰もがマイノリティだったりするけど、
それを自身が、周囲がどうやって受け入れるのか?
(”受け入れる”って言葉も変かも)
硬直したテンプレート的な思考に嵌って、
人を見下したり、物事を正面から見れなくなったりしていないか?
そんな事を考えさせられ、唸らされます。


最近、ゲイを扱ったドラマが受け入れられているのも、
男だ、オカマだ、とか凝り固まったカテゴリ分類が
薄れてきている証拠なのかも。
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