2018年1月の読果 [日々是読書]
今年もたくさん面白い本に会えますように。
https://booklog.jp/users/masahi-6
「アルバトロスは羽ばたかない」
連作推理ものだけど、まとめ方が綺麗。
「教場2」
警察学校の生徒たちの苦悩と教官のお話。
何でも見透かす風間教官が、ジョーカーゲームの結城中佐のようでこわい。
『荒神』宮部みゆき
やっぱりKindle嫌いな宮部先生なので、分厚い文庫本で拝読。
なんと新聞連載小説の時代物。
当然ながら、テンポよく、一気読みできるので、
この物語を毎日小出しにされて焦らされるって苦行かと。
江戸時代の小藩の貧しい山間の村が何かに襲われるけど、
隣藩同士の昔からのイザコザもあるし、各藩の内政もバタバタで。
人の浅ましさを現した社会派な時代物だなー。
と読んでいたはずなのに、
あれ?
怪獣モノになってる。
ある意味、ジャンル不問の宮部みゆきの本領発揮。
人と怪物の対峙は、シン・ゴジラっぽい面白さも。
(こちらの方が公開は先ですが)
最後は、ホラーっぽさに寄って、
しっとり終わっていきます。
最近、時代小説をまとめて置く本屋さんも増えてますが、
本屋の担当さん、ジャンル分けに困る作品です。
https://booklog.jp/users/masahi-6
「アルバトロスは羽ばたかない」
連作推理ものだけど、まとめ方が綺麗。
「教場2」
警察学校の生徒たちの苦悩と教官のお話。
何でも見透かす風間教官が、ジョーカーゲームの結城中佐のようでこわい。
『荒神』宮部みゆき
やっぱりKindle嫌いな宮部先生なので、分厚い文庫本で拝読。
なんと新聞連載小説の時代物。
当然ながら、テンポよく、一気読みできるので、
この物語を毎日小出しにされて焦らされるって苦行かと。
江戸時代の小藩の貧しい山間の村が何かに襲われるけど、
隣藩同士の昔からのイザコザもあるし、各藩の内政もバタバタで。
人の浅ましさを現した社会派な時代物だなー。
と読んでいたはずなのに、
あれ?
怪獣モノになってる。
ある意味、ジャンル不問の宮部みゆきの本領発揮。
人と怪物の対峙は、シン・ゴジラっぽい面白さも。
(こちらの方が公開は先ですが)
最後は、ホラーっぽさに寄って、
しっとり終わっていきます。
最近、時代小説をまとめて置く本屋さんも増えてますが、
本屋の担当さん、ジャンル分けに困る作品です。
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